明石

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 活発な梅雨前線による西日本豪雨で、兵庫県明石市は7日、土砂災害警戒区域となっている市東部の約6600人に避難勧告を出した。だが、実際に避難したのは避難準備情報の段階を含めて3世帯4人だった。市は避難勧告の範囲には危険性が低い地域も含まれているとして、より実態に即した勧告が出せるよう、勧告範囲の細分化を検討する方針という。

 国土交通省によると、明石市の最大総雨量(4日の降り始めから8日未明までの合計)は中崎観測所の396ミリだった。7日午前4時には1時間22ミリを記録し、傘を差してもぬれるような土砂降りとなった。市西部は魚住観測所が291ミリ▽二見観測所は302ミリ-だった。

 土砂災害の危険が高まったとして、市が避難勧告を出したのは人丸町、東野町、朝霧北町、朝霧東町3丁目の4地区。だが、実際に避難したのは4人だった。

 一方、市が豪雨時に警戒を強めるのが明石川の氾濫だ。明石川は7日未明、氾濫注意水位(3・8メートル)を超える4・07メートルを観測した。

 市がハザードマップ(2016年版)の前提にしている「100年に一度」の大雨では、明石川の想定総雨量(4時間)は161ミリだが、今回は最大57ミリだった。県が6月に公表した「千年に一度」の場合、明石川の想定総雨量(同)は241ミリのため、今回の雨は「最悪ケース」と比較すると、まだ余裕があったことが分かる。

 大雨警報は5日午前から3日半にわたって出された。明石川流域を含め、計9カ所に設けた避難所には延べ13世帯18人が一時避難した。

 市総合安全対策室は、台風接近時のような強い雨が続かなかったことや、土砂災害の経験があまりないことが避難者が少なかった要因と分析。

 「今後、ゲリラ豪雨など想定外の危険が迫る可能性がある。情報の細分化の一方で、地域にどんな危険があるのか、これまで以上に周知していきたい」としている。(藤井伸哉)

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