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人形を使い、地域住民や企業の社員と防災訓練の打ち合わせをする保育士=フルーツバスケット保育園
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人形を使い、地域住民や企業の社員と防災訓練の打ち合わせをする保育士=フルーツバスケット保育園

 兵庫県明石市大久保町西脇の「フルーツバスケット保育園」が、災害時に協力し合える関係を目指し、地域の自治会と連携協定を結ぼうとしている。その第一歩として取り組むのが、阪神・淡路大震災から24年となる17日に実施する避難訓練。関係者が集まり、準備を進めている。

 約100人の乳幼児が通う同園から指定避難所の山手小学校までの距離は1キロ以上。全員が安全に避難するには、より多くの支援者が必要だ。地域には高齢者も多く、災害時には地域ぐるみの協力が必要と考えた。

 同園を運営する社会福祉法人「明育」の高岸益子理事長は「保育園には地域支援の役割もあると思う」と話す。同園は開設2年で設備も新しく、災害時は一時的に園を開放することも考えている。目標は、災害が起きたとき、地域住民が園に集まって協力し合える関係を作ることだという。

 訓練は昨年1月に初めて実施。地震発生後、参加者が同園の庭に集合し、山手小まで一緒に避難した。

 今年は地区内にある「コカ・コーラウエストプロダクツ」の社員10人と、地域の民生委員ら10人が参加予定で、打ち合わせで避難ルートを確認した。

 昨年を振り返り、企業側からは「避難経路を一つしか想定していないと、道が崩れた場合に混乱する。複数人で別の道を確かめながら園に向かうことにする」などの改善点が挙がった。

 高岸理事長は「昨年の訓練を経て、連携を深める意識が高まった。今年中に連携協定を結び、将来は地域全体が参加できる取り組みにしたい」と力を込める。(勝浦美香)

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