明石

  • 印刷
全日本少年春季軟式野球大会に明石から初出場する大久保中野球部=明石市大久保町大久保町
拡大
全日本少年春季軟式野球大会に明石から初出場する大久保中野球部=明石市大久保町大久保町
「志」の文字を背負い、練習に励む野球部員=明石市大久保町大久保町
拡大
「志」の文字を背負い、練習に励む野球部員=明石市大久保町大久保町

 「中学野球の春の甲子園」とも呼ばれる全日本少年春季軟式野球大会(21日開幕、静岡県)に、大久保中学校野球部(明石市大久保町大久保町)が県代表で出場する。明石初の快挙だ。秋の県大会ではエースで2年の村瀬賢亮さん(14)がノーヒットノーラン(無安打無得点)を達成。明石商業高校より一足先の“甲子園”出場に向け、練習に熱を込める。

 2年前から顧問を務める教諭の右田敬介さん(41)によると、練習のモットーは「全員野球」。

 部員は33人。どんな練習でも全員が同じメニューを同じ数だけこなす。

 「同じ練習をすることで不公平に思う気持ちをなくし、競争意識を生むため」と説明する。

 試合に出られなくても、全員が一丸となって応援できるのもチームの強みになっている。

     ◆

 元々、「強豪校」ではなかった。「皆いいものを持ってるのに、自信も覚悟もない。市の大会で終わるようなチームだった」と右田さん。

 「ほんまに成績を残したいなら、しんどい練習をせなあかん」。部員を鼓舞し、練習着の背中に「志」の一文字を刻んだ。

 基本を徹底し、あらゆる場面を想定した練習を、できるようになるまで繰り返した。

 エースの村瀬さんは「地区大会では終盤まで負け越し、六回裏で取り返すようなギリギリの試合もあった」と振り返る。

 だが「どんな状況も一度は練習でやったことがあったので、落ち着いてプレーできた」。

 ノーヒットノーランについては「どの試合でも狙っているが、ここで達成できたのはうれしい。ピンチの時の方が力が出せるのかもしれない」とはにかむ。

 部員の一人、重宮悠さん(14)は、明石商野球部の重宮涼主将の弟。「兄は自分にとって偉大な存在」と語り、「全国大会に兄弟そろって出られるなんて、なかなかない。今のチームでナンバーワンになりたい」と力を込める。

 初戦は23日。第91回選抜高校野球大会の開会式と同じ日だ。

 主将でサード、岩波隆太朗さん(14)は「今までの練習の積み重ねを発揮したい。明商も大久保中も勝ち進んでいけたらうれしい」と話した。(勝浦美香)

明石の最新
もっと見る

天気(5月21日)

  • 26℃
  • 19℃
  • 80%

  • 25℃
  • 16℃
  • 70%

  • 26℃
  • 18℃
  • 90%

  • 27℃
  • 18℃
  • 90%

お知らせ