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劇的な勝利に歓喜する明石商の応援団=31日午後、西宮市の甲子園球場
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劇的な勝利に歓喜する明石商の応援団=31日午後、西宮市の甲子園球場

 31日の選抜高校野球大会準々決勝で、明石商(兵庫県明石市)が智弁和歌山に劇的な勝利を収め、初のベスト4入りを果たした。最終回、「スピードスター」こと来田涼斗選手の打球が大きな放物線を描いてスタンドに入った瞬間、一塁側アルプス席は歓喜の渦に。日が落ちてすっかり暗くなった甲子園の空に、応援団の喜びの校歌が響き渡った。

 1点を追う一回、いきなりの見せ場がやってきた。勇壮なテーマ曲で登場した来田選手の本塁打を皮切りに、チームが逆転。

 「明商レッド」に身を包んだ女子バレー部の女子生徒(17)は「来田君が出てくれば何かしてくれると期待していたが、まさかホームランを打つなんて」と跳び上がって喜ぶ。

 五回、3-3の同点に。球数の多い中森俊介投手にとって、我慢比べの状態が続く。相手チームが攻撃する間、吹奏楽団の生徒たちが持参したパンをほおばり、延長戦に備えた。金管楽器のユーフォニアムを担当する女子生徒(17)は「ずっと吹き続けて頭がくらくらするけど、選手と一緒に最後までやり抜きたい」と笑顔を見せた。

 ぱらついていた雨はいつの間にか上がり、肌寒くなった。九回の攻撃前、野球部の茂木郁海さん(17)がスタンド中央に立ち「必ず逆転できる。みんなでもっと応援しよう」と呼び掛けた。その直後、応援歌「サンバ」を浴びた来田選手が豪快な一発を放ち、応援団は喜びを爆発させた。

 チアリーダーを務めるダンス部の園屋友海樹さん(17)は「笑顔で少しでも選手に力を与えられたらと踊り続けてよかった」と目に涙を浮かべていた。(小西隆久)

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