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ブラックホールに関する資料が展示される館内=明石市立天文科学館
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ブラックホールに関する資料が展示される館内=明石市立天文科学館

 「ブラックホールの撮影に成功」というニュースが日本時間の10日夜、世界を駆け巡った。この快挙を受け、兵庫県明石市立天文科学館には翌11日からブラックホールに関する問い合わせが寄せられているという。同館は急きょブラックホールの特別コーナーを設け、プラネタリウムで解説。館内にお祝いムードが広がっている。(勝浦美香)

 展示しているのは2階のプラネタリウム前。今回撮影された「おとめ座M87銀河」の中心にあるブラックホールの写真のほか、撮影の一端を担った南米チリのアルマ望遠鏡のプロジェクトチームが撮影の仕組みを解説した漫画が並ぶ。

 現在投影中のプラネタリウム「平成の天文現象をふりかえる」(4月末まで)でも、ブラックホール撮影成功の経緯などを紹介している。

 同館には11日以降、「ブラックホールを詳しく学びたい」などの問い合わせが相次いだ。阪神間などから訪れる人もおり、井上毅館長は「約6千万光年も離れたところにあるものが、今地球で生きている人間を浮かれさせるなんてすごいことですよ」と喜ぶ。

 問い合わせは同館TEL078・919・5000

【撮影成功に歓喜する井上毅館長の話】

 約100年前に提唱されたアインシュタインの一般相対性理論に基づくシミュレーションで予言した姿と、今回の写真はほぼ同じなんですよ。

 100年前の理論の正しさを直接的に証明できたんです。とてつもなく大きな一歩なんです。

 ひょっとしたら1000年後には、ブラックホールの仕組みが私たちの生活に応用されているかもしれないですよ。例えば掃除機の吸引力とか。地球にあふれるごみの処理とか。環境問題解決のヒントがあったりして…。

 われわれが暮らす銀河の中にもブラックホールはあるんです。天文科学館3階に常設している銀河系儀で確認してください。

 今回の撮影チームは明言していないけど、次はこのブラックホールの撮影を狙っているかもしれませんよ。

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