明石

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全国高校選抜大会で優勝した福田大晟さん(本人提供)
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全国高校選抜大会で優勝した福田大晟さん(本人提供)
5歳の頃の福田大晟さん(右)と7歳の兄、大悟さん(本人提供)
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5歳の頃の福田大晟さん(右)と7歳の兄、大悟さん(本人提供)

 兵庫県明石市二見町出身で、比叡山高校(滋賀県)3年の福田大晟さん(17)が、日本武道館で3月にあった全国高校選抜大会の柔道男子60キロ級で優勝した。兄の大悟さん(19)を追いかけるように柔道に励んできた大晟さん。夏のインターハイに向け、「ここで気を緩めず、春夏連覇を目指す」と意気込む。

 大晟さんが柔道を始めたのは3歳の頃。二見少年柔道クラブに通っていた大悟さんの影響で習い始めた。

 その後、4歳下の弟、大和さん(13)も柔道を始め、各年代の強豪選手に育ったことから「二見の福田3兄弟」として知られるようになった。

 大晟さんは中学を卒業すると、自分と柔道のスタイルが似ている兄を追いかけ、滋賀県の比叡山高校に進学した。

     ◆

 「日本一の朝練」とも言われる同校の柔道部。

 毎朝6時に集合し、腕立て伏せ600回、ロープ上り10回、山中を10キロ走るなど、朝練とは思えないハードなメニューをこなす。

 「正直、入学して最初の3カ月くらいは、辞めたいと思ったこともある」と打ち明ける。「それでもその時に兄はインターハイ、弟は全国大会に出ていた。自分も負けていられないと思った」と話す。

 厳しい練習で培った体力と精神力は大晟さんの自信につながった。

 春の選抜大会は、2年前に兄の大悟さんが決勝で惜敗した大会。兄の悔しさを晴らしたい気持ちと、兄を越えたい気持ちが合わさり、必ず優勝するつもりで挑んだ。

 優勝候補の選手たちを徹底的に研究。一戦一戦を着実に勝ち進み、目標を達成した。

 「普段なら優勝しても、負けなくてよかったという気持ちが先に来る。でも今回は、柔道を続けて初めて、勝ててよかったという気持ちになった」と大晟さん。余韻に浸る間もなく、大会後すぐに次の大会に向けた猛練習が始まっている。

 「選抜優勝は自分の中で一区切りになったが、夏のインターハイでどれだけやれるかが本当の勝負」と連覇を目指す。

 「優勝したことで周囲の目が変わり、自分を倒すことを目標にする選手も増えた。気を引き締めていく」と力強く話した。(勝浦美香)

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