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3世代で現役漁師の(後列左から時計回りに)松本久進さん、猛さん、勝磨さん、直也さん、一輝さん
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3世代で現役漁師の(後列左から時計回りに)松本久進さん、猛さん、勝磨さん、直也さん、一輝さん

 第21松本丸を新造した松本久進さん(43)は、祖父の代から続く漁師一家。三人息子の一輝さん(25)、勝磨さん(24)、直也さん(23)に加え、父猛さん(85)も現役で漁に出る。

 「子どもが全員、跡を継いでくれて3世代で漁ができるのはうれしい」と口元を緩める。その雰囲気は、荒々しい漁師のイメージと一線を画す。

 新造船を含めて所有する漁船は5隻。9月~翌5月はノリ、6~8月はタコ漁がメインとなる。猛さんが孫を指導しながら計4隻で一斉に漁をするといい、力量次第で漁獲量や品質に差が付くという。

 「知識や技術の習得を頑張れば頑張るだけ、結果に返ってくることが漁師の魅力」と久進さん。「潮目を読み、タコの習性に合わせた操舵術など、技術的には子どもたちはまだまだ」と付け加えた。

 太平洋戦争末期の大阪大空襲で焼け出された後、知人のつてで二見に移り、裸一貫で腕を磨いた猛さんも、「海底の地形はどこに石があるかまで頭に入っている。孫たちは息子の助言ばかり聞くが、漁師の勘では負けない」と力強い。

 「他の漁師に負けたくないのが伝統」と異口同音に話した久進さんと猛さん。腕一本で稼ぐ漁師の武骨さがにじんだ。

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