明石

  • 印刷
明石ゆかりの作家による日本画などが並ぶ企画展=市立文化博物館
拡大
明石ゆかりの作家による日本画などが並ぶ企画展=市立文化博物館
寺島紫明「二人の舞妓」
拡大
寺島紫明「二人の舞妓」
橋本関雪「老松春鳩図」
拡大
橋本関雪「老松春鳩図」

 兵庫県明石市制100年を記念し、同市ゆかりの作家8人を取り上げた企画展「明石市100年の日本画家」を、市立文化博物館(上ノ丸2)が開いている。戦前、戦中の文人画家橋本関雪や父の海関、大正、昭和期に活動した寺島紫明の素描など30点を展示している。23日まで。

 同館は明石に関わりがあった芸術家に焦点を当てる「郷土作家シリーズ」を毎年開いており、今回もその一環。展示では、日本画だけでなく書画や漆画も並ぶ。

 明石市の発足と同時期に活躍し始めたのが、橋本関雪、南画の北村李軒、美人画の寺島紫明。関雪は官展に連続入賞し、後に新南画の作風を確立した。寺島は美人画のほか、晩年に多く描いた舞妓の作品が出展されている。

 橋本関雪の父、海関は明石藩最後の儒学者。今回初公開となる「火牛」は中国の故事をもとに描いた書画で、牛を描いた関雪の「放牧図」とは雰囲気が異なる。

 上田陽愷と杉岡宗一はともに明石市美術展の審査員を長く務めた。杉岡が描く「芥子」、寺島紫明の隣宅に生まれた正井和行の「汀」は画家の心象を含んだ作風なのに対し、上田が描く鯉は活気にあふれる。

 展示された作家のうち、細谷立斎は明石市発足時には亡くなっていたが、北村李軒を育てた。伝統的な山水画が出展されている。

 午前9時半~午後6時半。入館は午後6時まで。大人200円、大高生150円、中学生以下無料。月曜休館。同博物館TEL078・918・5400

(吉本晃司)

明石の最新
もっと見る

天気(7月22日)

  • 28℃
  • 25℃
  • 60%

  • 32℃
  • 26℃
  • 50%

  • 31℃
  • 25℃
  • 80%

  • 30℃
  • 25℃
  • 60%

お知らせ