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底引き網に入っていたアメフラシ。漁師が持ち込んだ=県水産技術センター
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底引き網に入っていたアメフラシ。漁師が持ち込んだ=県水産技術センター

 明石沖でアメフラシが大量発生し、漁師たちを驚かせている。兵庫県水産技術センター(明石市二見町南二見)によると「こんなに大量に発生するのは珍しい。これから水温が上昇すれば少しずつ数が減っていくだろう」としている。

 アメフラシは、アメフラシ科の軟体動物で、ウミウシの仲間。春から夏にかけてそうめんのような卵数万個を生み、成体は約30センチになる。水深1~3メートルほどの浅瀬でアオサなどの海藻類を好んで食べるという。

 同センターによると、大量発生の報告があったのは5月中旬ごろ。底引き網漁の漁師らが「引き上げた網にたくさん入っていた」と驚き、同センターに持ち込んだ。アメフラシは浅瀬にいるため、通常なら底引き網で捕れることはあまりないという。

 同センターが5月中旬、底引き網で明石沖の4カ所で調査したところ、うち1カ所で例年ならまったく捕れないアメフラシが約8キロも捕れた。

 発生した原因は分かっていないが、同センターの堀豊専門技術員は「たまたま卵からかえった場所が生育によい環境で、成体になった個体数がいつもより多かったのでは」と推測する。

 さらに、アメフラシによる天然ワカメの食害が疑われていることについて「アメフラシが増えたからといって、生態系に劇的な影響が出るとは考えにくい。増えた時期とワカメが捕れなくなる時期が重なっただけではないか」と話している。(小西隆久)

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