明石

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林崎松江海岸駅の周辺を歩き、バリアフリーの課題をを確認する参加者=明石市貴崎1
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林崎松江海岸駅の周辺を歩き、バリアフリーの課題をを確認する参加者=明石市貴崎1

 バリアフリーの視点から地域の問題点を確認するまちあるきが1日、山陽電鉄林崎松江海岸駅(兵庫県明石市南貴崎町)周辺であった。現役パラリンピアンの別所キミヱさん=同市=をはじめ、視覚や聴覚などの障害者も参加し、福祉関係者や公共交通事業者ら約50人が一緒にまちを歩いた。

 2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、障害者に配慮したまちづくりを進めるための取り組み。今回は市立総合福祉センターの最寄り駅になる同駅周辺で、バリアフリー課題の提案を狙った。同駅は21年にエレベーターや多目的トイレの設置が予定されているが、現在は階段しかない無人駅だ。

 参加者は3グループに分かれて活動。別所さんらの班は、総合福祉センターから駅までを歩いた。歩道の幅が狭く、「バスを降りるときにスロープを広げてもらうのに抵抗がある」との声も。民家から歩道にはみ出した樹木があり、視覚障害者、車いすの利用者ともに危険性を指摘した。

 今年5月に開設され、障害者スポーツを楽しめる同センター新館も確認。障害者用のトイレは十分な広さがあり好評だったが、「視覚障害者には音声案内がないと場所がわからない」との意見も出た。

 意見交換では、各班が気付いた点を発表。「駅にエレベーターがない現状はやっぱり不便」「病院に点字ブロックがなかった」などの声が上がった。

 参加した近畿大学名誉教授の三星昭宏さんは「障害者からは『バリアフリーはいつも私たちがいないところで決まる』という声もある。当事者の声を取り入れたまちづくりを進めてほしい」と話した。(勝浦美香)

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