明石

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更生支援について話す村木厚子さん=あかし市民広場
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更生支援について話す村木厚子さん=あかし市民広場

 罪に問われた人に必要な支援をし、再犯防止を目指す「更生支援」に関するフォーラムが27日、明石駅前のあかし市民広場(兵庫県明石市大明石町1)であった。厚生労働省の文書偽造事件で逮捕され、無罪が確定して復職した後に同省事務次官を2年務めた村木厚子さんが講演。拘置所での経験や、出所後の苦労を語った。

 フォーラムは7月の再犯防止啓発月間に合わせて開催。市では今年4月、「明石市更生支援・再犯防止条例」が施行されている。

 村木さんは、刑法犯として検挙された人で、高齢者と精神障害者の割合が高いことに触れ、「犯罪に手を染めるのはいわゆる悪い人、怖い人ではなく、生活に困窮している人が多い」と指摘した。

 また「犯罪に手を出す人の共通点は、災難が重なる、社会とのつながりが切れる、の2点」とも話し、罪を犯した人が家族に見放され、居場所を失うことで再犯の道を選んでしまう「負の回転扉」の構造を紹介した。

 拘置所や刑務所を出た人にとって必要なのは、ケースワーカーや市役所職員だけでなく、地域や家族、友人とのつながりを持つことだと話し、「明石は更生支援に関しては最先端。そうしたつながりを持てるのが、本当の意味で『やさしいまち』だと思う」と力を込めた。(勝浦美香)

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