明石

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午前中の練習で汗だくになった練習着は水で洗い、すぐに天日干し=明石商業高校
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午前中の練習で汗だくになった練習着は水で洗い、すぐに天日干し=明石商業高校
練習前に必ずグラウンド周辺を清掃する=明石商業高校
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練習前に必ずグラウンド周辺を清掃する=明石商業高校
練習前、部員はグラブとスパイクをきれいに並べる=明石商業高校
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練習前、部員はグラブとスパイクをきれいに並べる=明石商業高校
ボリュームと栄養たっぷりの弁当を食べる部員=明石商業高校
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ボリュームと栄養たっぷりの弁当を食べる部員=明石商業高校

 明石商(兵庫県明石市)の夏が来た。3季連続の甲子園出場だ。野球部は111人の大所帯。晴れの舞台で日本一を目指す選手もいれば、ベンチに入れなかった3年生、秋に向けて動きだした新チームの1、2年生もいる。全員がチームのために役割を持ち、全力を尽くすのが明石商の強みだ。11日の初戦を前に、一丸となる野球部の「ある日」を追った。(小西隆久、勝浦美香)

 5・40 3日の抽選日から、大会の規定で神戸市内のホテルに宿泊する1班(ベンチ入りの19人)の朝は、散歩から始まる。

 昨秋からチームの記録員を務める赤松大聖(3年)はいつも通り、誰よりも早く集合場所にいた。監督らが信頼する「冷静な目」は、正確な行動にも裏打ちされている。

 6・00 19人はホテルの外周を歩き、朝食。ゆっくり味わう時間はない。テーブルに最後までいたのは守備に定評のある内野手河野光輝(3年)。マイペースな河野はデザートを急いでほおばり、席を立った。

 8・10 セミの声だけが響いていた明石商のグラウンドに部員が集まり始める。午前の練習は1、2年生だけ。新チームの始動と甲子園への挑戦は同時進行だ。

 着替えを済ませた1年生はグラウンドの清掃に、2年生は練習道具の準備に取りかかる。日差しはすでにきつい。藤井晃真コーチ(33)が水をまきながら叫んだ。「お前ら、そろそろ時間やぞ」

 9・00 練習開始。水分を補給しながらアップ、バッティング、ノック。空気が緩むと丸山智也コーチ(33)の怒声が飛ぶ。

 1班から漏れた3年生が姿を見せた。自主練習だ。

 「全体練習では1班のサポートが僕らの役目なんで、今しか自分の練習はできない」と山口翔大(3年)。バットやグラブを手に屋内練習場へ向かった。

 11・30 下宿している部員やコーチたちの弁当がワゴン車で到着した。

 飽きないよう、毎日献立を変えてくれる弁当店「サンタクルス」の山崎裕子(59)は「部員の弁当は全部大盛りにしてんねん。ほんまに頑張ってほしいわ」。

 13・30 ノックが終わった。グラウンドをすぐ練習できる状態に戻してから昼食だ。

 とにかく暑い。冨士川宗汰(2年)たちは涼しいげた箱付近に陣取り、つかの間の休息。

 そのころ、1班のメンバーが宿泊先のホテルからバスで明商に帰ってきた。

 最後の練習を使い慣れたグラウンドでやるためだ。やはり、この場所が一番落ち着く。(敬称略)

(この記事は、複数日の取材を1日に再構成しています)

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