コンビニで電子マネーを購入しようとした男性の詐欺被害を防いだとして、兵庫県警明石署はこのほど、セブン-イレブン明石大明石町店社員大河原誉大さん(27)に署長感謝状を贈った。大河原さんは、昨年4月にも詐欺被害を防いで感謝状を贈られており、2回目。
同署によると、2月17日午後、男性(44)が同店を訪れ、15万円分の電子マネーカードを購入しようとしていた。
大河原さんは、男性がその4日前にも同じカードを購入していたことに気づき、「以前も買ってましたけど、どうされましたか」と声をかけた。男性が「インターネットサイトで引き落とし請求を受けた。このまま払わないと裁判になる」と説明したため、警察に通報し被害を防いだ。
大河原さんは「1人でも被害者を減らすために、今後も積極的に声をかけていきたい」と話した。(長沢伸一)
