明石

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明石ポン太
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明石ポン太
ポン太が見守る明石市立少年自然の家=明石市大久保町江井島
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ポン太が見守る明石市立少年自然の家=明石市大久保町江井島
アステカ文明が生んだ太陽の石のレプリカ=明石市大久保町江井島
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アステカ文明が生んだ太陽の石のレプリカ=明石市大久保町江井島
50年前の空の旅へ誘う航空図=明石市大久保町江井島
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50年前の空の旅へ誘う航空図=明石市大久保町江井島
いつかは現地で見てみたいグレートバリアリーフのサンゴ=明石市大久保町江井島
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いつかは現地で見てみたいグレートバリアリーフのサンゴ=明石市大久保町江井島

 おいらは明石ポン太。ちょっとばかし昔はJR明石駅の待ち合わせスポットとしてお目に留まってた、あのタヌキの信楽焼の置物です。今も駅におるって?いやいやあれは後輩で、おいらは2代目。阪神・淡路大震災で足をけがしちゃって、市立少年自然の家(兵庫県明石市大久保町江井島)に越したんです。ここは1970(昭和45)年に開かれた大阪万博ゆかりのあれやこれや宝物がいーっぱい。おいらのお家を案内するで。ウエルカム・マイホームや。(長沢伸一)

■太陽の石

 ポン太 これが大阪万博でメキシコ館に展示されていた「太陽の石」のレプリカ。中央に描かれているのがアステカの太陽神。舌がナイフの形になっていて、人間の心臓と血を必要としていることを意味してるって…。えっと、怖いから次に行くよ(ブルブル…)。

【解説】14~16世紀に栄えたアステカ王国。首都テノチティトラン(現メキシコシティ付近)のピラミッドの上に「太陽の石」はありました。直径約3・6メートル。石の文様から1カ月が20日、1年を18カ月とする暦をアステカ人が使っていたことが分かります。レプリカは原石と同じ大きさで、元の色彩を推測して作られました。

■航空図

 ポン太 次も万博のお宝、当時の航空図やで。東京発着の空の航路が一目瞭然や。地球儀に赤いランプでアンカレッジ経由とモスクワ経由のロンドン行き、ロサンゼルス経由のニューヨーク行き、ハワイのホノルル行きが示してあるよ。どのパビリオンで展示されてたかは分からんらしい。覚えてる人は教えてちょうだいな。

【解説】この航空図にある東京は成田空港ではなく、羽田空港を指します。成田空港は8年後の1978年5月に開港しました。2020年2月13日現在、成田空港からの航空ルートは世界五大陸110都市112路線に及びます。

■サンゴ

 ポン太 世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」は知ってるかな。世界自然遺産で有名なんや。そこから運ばれてきたのがこのサンゴ。オーストラリア館に展示されたんやって。ちょっと色あせてるけど、やっぱりきれいやな。

【解説】万博後、同じ東経135度線が通る縁でオーストラリアから明石市に展示品が贈られました。グレートバリアリーフの全長は約2千キロ。日本列島の面積に匹敵する空間に、400種を超えるサンゴが生息しています。

    ◇    ◇

 ポン太 ねぇ、副所長の関口泰生さん(55)。なんでこんなに目移りするほど宝物があるの。

 関口さん 万博ゆかりの品々は、元は明石市に寄贈されたものです。市立天文科学館で展示されていたのですが、阪神・淡路大震災で同館は被災。被害のなかった少年自然の家に「一時預かり」になっています。

 今は新型コロナウイルスで施設には入れませんが、終息後にはみなさんにここで思い出に浸って、再発見を楽しんでもらえたらと思います。

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