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店内で唐揚げ弁当を受け取る子ども=明石市中朝霧丘
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店内で唐揚げ弁当を受け取る子ども=明石市中朝霧丘

 新型コロナウイルスの感染拡大で休止が続くこども食堂に代わり、ひとり親家庭の子どもらに食事を届ける兵庫県明石市の緊急対策「テイクアウト・デリバリーこども食堂」で、飲食店の参加が2店舗にとどまっている。緊急事態宣言が解除され、飲食店が本格的な営業再開に備え始めたことが背景にあるとみられる。

 個人経営の飲食店に運営費30万円を助成し、子ども向けに無料の弁当を宅配、もしくは持ち帰りができるように対応してもらう仕組み。期間は2カ月間。

 既存のこども食堂を対象に市が助成する同様の取り組みでは、11小学校区の12団体が名乗りを上げた。他方、弁当の提供を始める飲食店は2店舗のみ。市から事業委託されたあかしこども財団は「本業の立て直しに注力するため、なかなか応募してもらえないのでは」と推測する。

 ひとり親家庭からは「ずっと子どもが家にいるのがつらい」「1食分でもあれば経済的に助かる」などの声が寄せられているといい「虐待防止などのセーフティーネットとしての役割も大きい」と、同財団は事業の意義を強調する。

 洋食店「ひだまり亭」(中朝霧丘)は23日から弁当の提供を開始。この日は事前に予約した5人が訪れ、唐揚げ弁当10食を持ち帰った。15世帯には42食を宅配。経営する中島幸仁さんは「調理設備を考えると提供できる数は大きく増やせないが、自宅で食べたいという要望に応えたい。将来は通常のこども食堂も運営したい」と話していた。

 同財団は8月ごろまで参加する飲食店を募集する。(小西隆久、吉本晃司)

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