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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令と解除の前後で、兵庫県明石市の主要駅周辺の人出がどう変わったかを分析したところ、4月に底を打ち、回復基調にあることが、スマートフォンの位置情報を基にした推計で分かった。ただし「明石の顔」となるJR明石駅は昼夜とも戻りは鈍く、コロナ以前のにぎわいにはほど遠い実態が浮き彫りになった。(長沢伸一)

 IT企業のアグープ(東京)が駅を中心に半径500メートル圏内で算出した平均滞在者数を基に分析。JR明石、大久保駅、山電西二見駅周辺で1~5月の各下旬の週末の人出を比較した。

 明石駅周辺は2月下旬が昼夜とも期間中で最も多く、昼は約2万5千人、夜は約2万3千人。緊急事態宣言発令後の4月下旬は1万人以上減り、昼は6割、夜は5割に減少。5月下旬は回復傾向にあるとはいえ、2月と比べてまだ昼は7割、夜は6割にとどまる。

 「明石の台所」といわれる魚の棚商店街(本町1)。新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛で落ちた客足はいまも戻らず、午後4時を過ぎると閉店準備を始める光景も。海産物卸売店を営む男性(59)は「宣言解除後の初の週末となった5月23、24日は多かったが安定しない。感染第2波への不安があるのだろうか」とため息をつく。

 大久保駅周辺は新型コロナ感染拡大前の1月と比べ、4月は昼夜とも1割前後減少したが、5月はほぼ1月レベルまで戻した。

 5月20日から店内での営業を再開した同駅前の居酒屋店主(39)は「『待ってたよ』とお客さんは来てくれるが午後8時以降は少ない。売り上げが落ちる梅雨の時期が来ると思うと心配」。飲食店主が回復を実感できるまでには時間を要するようだ。

 周辺に複数のスーパーがある山電西二見駅は5月下旬の人出が1月とほぼ変わらなかった。同県播磨町から買い物に訪れた会社員男性(45)は「宣言期間中もこのスーパーで買い物していたので、解除されても特に生活様式は変わらなかった」と話した。

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