明石

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国の暫定目標値を超えるフッ素化合物が検出された明石川の上水源取水口=神戸市西区持子1
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国の暫定目標値を超えるフッ素化合物が検出された明石川の上水源取水口=神戸市西区持子1

 兵庫県明石市は22日、明石川の上水源取水口(神戸市西区持子1)の水から、有害性が指摘されている有機フッ素化合物の一種「PFOS」「PFOA」が、国の暫定目標値を超えて検出されたと明らかにした。浄水場を経た水は国の目標値以下になっており、市は「飲んでも健康に影響はないレベルだが、明石川での取水はやめる方向で取り組んでいる」と説明した。

 同日開かれた市議会建設企業常任委員会で市が明らかにした。環境省が11日、明石川を含む全国13都府県の37地点で、国の目標値を超える同物質が検出されたと発表したことを受けた。

 市によると、同物質は泡消化剤などに広く使われている。環境省は5月、長期間の飲用で健康リスクの可能性があるとして暫定目標値を設定。罰則規定などはなく、世界保健機関(WHO)などによるガイドライン値も示されていないという。

 国の暫定目標値1リットルあたり50ナノグラムに対し、明石川の上水源取水口では同105・4ナノグラムを検出。また明石川浄水場(明石市大道町)の水にも46・4ナノグラムが含まれていた。同浄水場の水は市内約6万人の上水をまかなっている。

 70年間毎日2リットル飲んでも健康に問題がないとされるアメリカの基準値が1リットルあたり70ナノグラムで、国は目標値をそれより厳しく設定。明石川の場合、浄水場を経て家庭に届く水は国の目標値を下回り、健康に問題はないレベルという。

 市はこの日、浄水場で同物質を除去する活性炭の交換頻度を増やして水質の確保に努めると説明。一方で「近いうちに明石川からの取水をやめ、阪神水道企業団から取水できるよう取り組んでいる」とした。(小西隆久)

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