明石

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水揚げされたばかりで生き生きと動くマダコ=明石市二見町東二見
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水揚げされたばかりで生き生きと動くマダコ=明石市二見町東二見

 梅雨に入り、瀬戸内海でマダコ漁が本格化している。近年は不漁続きだったタコだが、今シーズンは順調に水揚げを伸ばし、回復の兆しに兵庫県明石市内の漁港も活況を取り戻しつつある。

 東二見漁港(同市二見町東二見)では、人工島の沖合で捕獲したばかりのマダコが連日、水揚げされている。東二見漁協によると、早い潮流にもまれて成長。「陸も歩けるほどの太い足」が特徴という。エサの貝類にも恵まれ、歯ごたえ、味とも上々とか。

 同市内では厳冬で海水温が低下した2018年、マダコが記録的な不漁に陥った。同漁協でも18年の4、5月は前年比で3割強の計6・5トンまで落ち込んだ。

 今シーズンは暖冬だった影響もあってか、マダコの4、5月の水揚げは計32・8トン。前年比で約3倍、18年と比べて約5倍にまで回復した。他方、新型コロナウイルスの影響で大阪や東京など都市部の消費の回復が鈍く、価格は値下がり気味。キロ当たりの浜値は平均800円と例年の半値程度という。

 関西には夏至から11日目に当たる半夏生に合わせ、タコを食べる風習がある。疲労回復に効果があるタウリンを豊富に含むことから好まれたとされる。同漁協の大西賀雄組合長(60)は「この辺りの漁師は夏バテ知らず。二見のタコを食べて暑い夏を乗り切って」と話している。(長沢伸一)

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