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明石市内の全小学校が参加して毎年11月に行われてきた「連合音楽会」。新型コロナの影響で今年は中止に=2017年、明石市中崎1
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明石市内の全小学校が参加して毎年11月に行われてきた「連合音楽会」。新型コロナの影響で今年は中止に=2017年、明石市中崎1

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県明石市の小中学校は2学期に向けて運動会や音楽会、修学旅行などの対応に苦慮している。子どもの成長につながるとして実施の方向で検討する一方、感染拡大防止対策の徹底、授業時間の確保など、工夫を凝らせど悩みの種は尽きない。(川崎恵莉子)

■運動会は平日開催も

 小学校の運動会は、春から延期した学校も多く、9~10月に集中する。児童数約350人の中崎小(同市中崎1)は種目数などは見直すが、現時点では9月の土曜日に例年通り全校児童で行う方針。「児童席と保護者席のスペースを広く取り、密にならないように対策したい」としている。

 しかし、こうした学校は少数派。検討中を除く大半の学校は規模を縮小。学年ごとや2学年合同によるスポーツ大会、体育発表の形式を採る。リレー競争やマスゲームなど密にならない種目に限定。時間も午前中のみなど大幅に短縮する。

 通常の土曜日に加え、保護者の3密(密閉、密集、密接)を避けるため、平日開催を模索する学校も。保護者の観覧も一世帯2人までの制限や、学年ごとに入れ替えを検討する。

■合唱なしの音楽会

 児童がステージで演奏発表などを行う小学校の音楽会。10~12月に開催する学校が多いが、新型コロナの影響で2学期に行事が集中する関係で、大観小は年明けの3学期に延期する。

 会場が屋内のため、3密回避策が課題。観覧者の完全入れ替え制はもちろん、通常は学年ごとの発表を2学年合同にして時間短縮を図ったり、逆に学年を二つに分けて保護者が密になるのを避ける方策を検討したりと頭を悩ます。

 プログラムは楽器の合奏のみとし、合唱を見合わせる学校が目立つ。ある学校関係者は「授業で歌唱指導ができておらず、飛まつ感染も不安がある」と打ち明ける。複数の生徒が同じ楽器に触れる合奏も消毒など用心は欠かせない。

 市内の全小学校が参加して毎年11月に行われてきた「連合音楽会」も今年は中止が決定。新型コロナを取り巻く先々の状況が読めず、詳細を固めきれない学校もある。大久保南小は「保護者に見てもらってこそ、児童もやりがいを感じられる」と新たな発表様式の模索を続ける。

■“日帰り”修学旅行も

 小学6年生の修学旅行は、10月以降に本格化する見込み。12月や年明けまでを含めて日程を調整する学校もある。

 大半が1泊2日で広島を訪れる計画。ただし、ある学校関係者は「新型コロナの感染状況次第では、行き先の変更や日帰りもありうる」とし、中止も視野に検討する学校もあった。

 大半が新幹線を利用するが、今年に限ってバスに切り替える学校も。ただし、バス移動は兵庫から広島まで片道で約4時間かかるため、乗り物酔いになる児童が増える可能性があるなど懸念材料が多い。

■体育祭は一斉開催

 中学校の体育祭は、校長会で9月12日に市内一斉で開催すると決定。むかで競走や大縄跳び、綱引きなど生徒同士が密になる競技は外し、午前中のみで終了する。文化発表会は全校では実施せず、クラス合唱や学年合唱の選択は各校の判断に任せる。

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