明石

  • 印刷
明石市立市民病院の2019年度の決算が報告された評価委員会=明石市鷹匠町
拡大
明石市立市民病院の2019年度の決算が報告された評価委員会=明石市鷹匠町

 明石市立市民病院(兵庫県明石市鷹匠町)はこのほど、2019年度の決算を公表した。一般病棟の入院診療単価の上昇などで5年連続の黒字は維持したが、市から繰り入れる運営費負担金の減少、人件費の増加などで、黒字額は前年度を3400万円下回る1億3200万円だった。

 学識経験者や医療関係者ら外部有識者でつくる評価委員会で報告された。

 19年度の医業収益は76億円で、前年度比で3億6400万円増加した。麻酔科医2人を採用し、高度な手術が提供できるようになったほか、休床していた病棟を回復期リハビリテーション病棟として再稼働させたことが寄与した。

 救急患者の搬入は、236人減の3164人。近隣の病院が救急体制を強化したため、受け入れ数が減ったという。搬送拒否率は19・8%で前年度並みだった。

 会合では、4月以降本格化した新型コロナウイルス感染症の受け入れに関し、病院は「感染リスクの高い手術を抑制するなど収益に大きな影響が出ており、20年度の計画達成は厳しい」と報告。市は「新型コロナで同病院の役割の見直しも考えられる。建て替えを含めた検討会は、病院事務局と連携しながら進めていく」とした。

 また厚生労働省が昨年発表した再編・統合の検討が必要な病院リストに市民病院が含まれたことについて、病院側は「神戸市からの患者が多い実情を無視している」と説明した。(吉本晃司)

明石の最新
もっと見る

天気(8月9日)

  • 32℃
  • ---℃
  • 20%

  • 36℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ