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先祖の霊を送るため、供物を供える「精霊流し」。今年は新型コロナで中止が相次ぐ=2018年8月、明石市内
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先祖の霊を送るため、供物を供える「精霊流し」。今年は新型コロナで中止が相次ぐ=2018年8月、明石市内

 感染が再拡大している新型コロナウイルスの影響でお盆に迎えた祖先の霊を送る「精霊流し」が、今年は兵庫県明石市内の多くの地域で中止が決まり、夏の伝統行事に影を落としている。供物を回収する市は「先祖を思う気持ちは大事にしたいが、参加者に高齢者が多いのでやむを得ない」とする。

 13日に迎えた先祖らの霊を西方浄土に送り返す伝統行事。明石市内ではかつて、供物や灯籠などを船に載せ、海や川に流していたという。

 海洋環境の悪化が広く問題となり、同市では少なくとも1983(昭和58)年から、自治会などが水辺に計14カ所の会場を設け、市が供物などを回収。回収量は年間約1トンペースで減ってはいるが、毎年多くの家族連れらが足を運ぶ。

 昨年は台風のため、急きょ中止となり、今年は主催する自治会の多くが「コロナ対策で3密を防ぐため」として事前に中止を決めた。市は「市が供物の回収を始めて以降、おそらく初めてではないか」と推測する。

 新型コロナの影響では、商店街主催の夏祭りや神社の氏子らによる秋祭りなども開催が危ぶまれている。(小西隆久)

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