明石

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市民が戦争体験や平和への思いを語り合ったつどい=明石市東仲ノ町
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市民が戦争体験や平和への思いを語り合ったつどい=明石市東仲ノ町

 明石空襲などを経験した市民が当時の記憶や平和への思いを語り継ぐ「戦争体験談のつどい」が10日、兵庫県明石市東仲ノ町のウィズあかし(アスピア明石北館8階)であった。登壇者の「二度と戦争を繰り返してはいけない。平和を守り続けてほしい」との訴えに触発され、参加者も見聞きした体験を語り合い、反戦への誓いを新たにした。(小西隆久)

 「ピースフェスタ明石」(23日まで)の一環で、16回目。約80人が集まった。

 川崎航空機明石工場の診療所で勤務し、明石空襲に遭った大野美惠子さん(92)=明石市=が登壇。空襲時、明石電話局(当時)の電話交換手だった炭谷光世さん(93)=同市=は体調不良で欠席。手記を主催者が代読した。

 大野さんが薬を疎開させていた時、診療所が空爆された。工場の上空に「大きな煙がもうもうと上がるのが見えた」。その後、診療所で犠牲者の遺体確認に務めたといい「当時の私に自由はなかった。今、何でもできるのは平和だからこそ」と訴えた。

 炭谷さんは手記で、電話局が空襲で焼け、周囲も火の海だったことや、焼け残った市役所庁舎の一部屋を借り、1人で電話交換業務を再開したエピソードを紹介。「川崎工場の電話交換手の女の子たちが亡くなり、みんなで泣いた」と当時を振り返った。

 つどいの取材に訪れた明石城西高校新聞部2年の女子生徒(16)は「明石空襲の体験を直接、聴いたのは初めて。託された言葉や思いを記事や写真に込めて伝えたい」と話した。

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