明石

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波打ち際から救出されるアカウミガメ。須磨海浜水族園での回復が待たれる=明石市大久保町江井島
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波打ち際から救出されるアカウミガメ。須磨海浜水族園での回復が待たれる=明石市大久保町江井島
打ち上げられたアカウミガメを心配そうに見つめる住民ら=明石市大久保町江井島
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打ち上げられたアカウミガメを心配そうに見つめる住民ら=明石市大久保町江井島

 兵庫県明石市大久保町の江井島海岸で4日午前、アカウミガメが打ち上げられているのが見つかった。かなり衰弱しており、治療のため神戸市立須磨海浜水族園に運ばれた。地元住民らは心配そうに救出劇を見守り、近くの園児が「頑張れ、頑張れ」と自力で動けないウミガメを励ましていた。

 見つかったアカウミガメは体長約1メートルで成体ではなく、若い個体。雌雄は不明で産卵はしていなかった。

 市によるとこの時期、明石市沖に入ってくるアカウミガメは産卵期であることが多いが、市内での産卵はここ6年間確認されていない。江井島海岸でウミガメが確認されたのは25年ぶりという。

 「あれは何だろう」。同日午前6時45分ごろ、日課の散歩をしていた浜口久和さん(71)=同市=が頭と甲羅だけが砂から出ているカメに気付いた。浜口さんは市役所に連絡するとともに、スコップで砂を取り除いて助け出した。

 海岸には近隣住民や園児らが続々と集まった。地元の漁師(86)は「漁の網にウミガメが入ると、大漁になると言われるほど縁起がいいもの。砂浜に上がっているのは初めて見た」と目を細めた。「網にかかったウミガメは酒を飲ませて海に帰すという言い伝えがあって、網ごと切って海に放したこともある」と教えてくれた。

 専門家によると、何らかのアクシデントでおぼれたとみられるアカウミガメ。冷たい海水をかけると、気持ち良さそうに首を動かしていたが、次第に反応が薄くなった。須磨海浜水族園では点滴を打って体調の回復を待つことにしている。(小西隆久、長沢伸一)

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