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 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、兵庫県明石市内の中学校が修学旅行の計画変更を余儀なくされている。沖縄・九州や東京方面を予定していた当初の旅行先は、新型コロナ対策を念頭にバスで往復できる近場へと方向転換。日程も1泊2日や日帰りに短縮した学校が半数以上を占める。保護者へのアンケートや説明などで調整を図りながら、2学期中の実施に向けて最終決定を急いでいる。(川崎恵莉子)

◆最多は関西圏

 市内全13校に取材したところ、7日時点で12校が日程と行き先を固めていた。従来は新幹線や飛行機を利用していたが、今回は感染予防のため、貸し切りバスでの移動が大半を占める。

 行き先は関西圏が目立ち、三重・滋賀方面と大阪・京都方面が各3校。淡路島・四国方面と岡山・四国方面も各2校ずつあった。

 高丘中は当初、大分県で現地の大学の外国人留学生と交流予定だったが、行き先を淡路島と徳島に変更した。淡路夢舞台と北淡震災記念公園で国際交流と防災の学習ができるめどが立ったことが決め手に。西口恵校長は「修学旅行は学びの機会。県内ではあるが生徒にいろんなことを経験してもらいたい」と話す。

◆「2泊は不安」の声

 実施時期は、10校が10月初旬~11月中旬に集中。5校が2泊3日、6校が1泊2日を予定する。

 朝霧中は、生徒約140人の保護者にアンケートを行った。「2泊の意見が多かったが、不安を感じている保護者も多かったので1泊を選んだ」としている。

 日帰り旅行にしたのは大久保北中。中止になれば保護者にキャンセル料として2万~5万円の負担が生じる上、複数の生徒が同一室内で長時間過ごすことになるホテルは感染リスクが高いと判断した。同校は「高額のキャンセル料は避けたかった。1日でも楽しい思い出に残る旅行にしたい」としている。

 9月末に1泊2日で三重・滋賀方面を予定する魚住中は「校内で感染者が出るなど中止になった場合も10月以降に再計画できるようにした」。大蔵中は秋に集中する学校行事や受験勉強への影響を考慮し、12月中旬に1泊2日で実施する。

◆大浴場は使わず

 ホテルなど宿泊先選びでも新型コロナの感染防止対策を最優先した。各部屋の定員は3人以下▽食事は1人ずつ提供▽大浴場ではなく部屋の風呂を使う▽車で行き帰りができる-などを宿泊条件にした中学校もあった。

 他方、市内の小学校は例年通り広島県への修学旅行を、9~11月に計画している。学校関係者以外との接触を減らすため、バスやホテルの食堂を貸し切ったり、広島平和記念資料館はグループごとに複数回に分けて入場したりと万全の配慮で臨む。

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