明石

  • 印刷
明石市が取水をやめる方針を決めている明石川の上水源取水口=神戸市西区持子1
拡大
明石市が取水をやめる方針を決めている明石川の上水源取水口=神戸市西区持子1
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県明石市は水道事業について、水質悪化が心配される明石川での取水をやめ、2025(令和7)年度にも阪神水道企業団(神戸市東灘区)から新たに受水する方向で同企業団や神戸市と協議を始めた。一方で受水が始まったとしても、明石川から現在取り入れている1日当たり2万トンの半分しか得られず、さらなる受水量の確保を検討する必要がある。(小西隆久)

 市によると現在、市内の給水人口は約29万9千人で給水量は1日平均約8万8千トン。水道水をまかなうのは地下水が4割、明石川の河川水が3割。残りは県営水道などで補っている。

 近年では、50カ所ある地下水源で水の塩水化が進む。さらに明石川では5月、有害性が指摘される有機フッ素化合物「PFOS」などが基準値を超えて検出されており、新たな水源の確保が問題になっている。

 市は2017年度、浄水設備の更新や料金収入の減少など将来の課題を見据えた「市水道事業経営戦略」を策定。明石川での取水を取りやめ、設備更新に多額の費用がかかる明石川浄水場(同市大道町1)などを廃止する方針を示す一方で、県水や阪神水道企業団からの受水を検討するとしていた。

 市と神戸市は14年度、災害などの緊急時、必要な水を送り合う協定を締結。これに基づき、明石市は昨年3月末、東部配水場(明石市荷山)から神戸市境までの約1・5キロを結ぶ送水管を完成させた。阪神水道企業団からの受水は、この送水管と神戸市側の送水管を結んで実現させることを想定する。

 神戸市は昨年10月、東部配水場につながる神戸市側の送水管で水漏れがあり、新しく送水管を敷設すると説明。今年8月からスタートした同企業団、神戸市との3者協議では、仮に同企業団の送水が始まるとしても最短で25年度からで、日量は1万トンとの見通しが示されたという。

 明石市は「足らない水量については、そもそも1日2万トンが本当に必要かどうかの需要を見極めるとともに、県水などからの受水も含め検討したい」としている。

明石の最新
もっと見る

天気(11月24日)

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

  • 17℃
  • ---℃
  • 0%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ