明石

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力いっぱい網を引く子どもたち=明石市大久保町江井島
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力いっぱい網を引く子どもたち=明石市大久保町江井島
体験後は網で焼いた魚を味わった=明石市大久保町江井島
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体験後は網で焼いた魚を味わった=明石市大久保町江井島
大きな魚を両手で抱える児童=明石市大久保町大窪、中笠池
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大きな魚を両手で抱える児童=明石市大久保町大窪、中笠池
「のはらクラブ」の田中寿樹さんから池の生き物について学ぶ=明石市大久保町大窪、中笠池
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「のはらクラブ」の田中寿樹さんから池の生き物について学ぶ=明石市大久保町大窪、中笠池

 好天に恵まれた13日、自然に学ぶ環境体験の授業が兵庫県明石市内の小学校であった。舞台は豊かな幸を育む海、そして生活に身近なため池。体ごと飛び込み、生き物に触れて目を輝かせる子どもたち。自分たちを取り巻く世界のかけがえのなさに思いをはせた。

■力を合わせ地引き網漁 江井島小3年生130人

 江井島小学校(同市大久保町西島)では、3年生約130人が江井島海岸で地引き網漁に挑戦した。子どもたちは力を合わせて網を引き、取れたての魚を味わった。

 同校の環境体験授業の一環。昨年から地引き網漁の体験を取り入れている。

 地元漁師の協力で、沖合約50メートルに網を設置。マスクを着用した児童は二手に分かれ、「オーエス、オーエス」の掛け声に合わせて網の両端の縄を陸へ引き寄せた。海面を飛び跳ねる魚が視界に入るとあちこちから歓声が上がり、網を持つ手に力が入った。

 網にはコノシロやサヨリ、イカがかかり、体長50センチ以上のスズキも。大漁とはいかなかったものの、子どもたちは「おっきい」と目を輝かせ、代わる代わる手でつかんで喜びを分かち合った。

 捕まえた魚介類は市立少年自然の家(同町江井島)で保護者らが調理。焼き魚などにして豚汁やご飯と一緒にほお張った。

 「魚をちゃんと触ったのは初めて。思ったよりもぬめぬめしてた」と女児(9)。別の女児(9)は「網がすごく重かった。焼いた魚はいい匂いだったよ」と話した。(川崎恵莉子)

■「かいぼり」泥まみれに 高丘東小3年生38人

 高丘東小(同市大久保町高丘3)では、3年生38人がため池の水をすべて抜く「かいぼり」を通して生物を調べた。児童はコイやヘラブナを見つけるたびに歓声を上げ、泥まみれになりながら魚を追い掛けた。

 地域を知る学習の一環。校外に児童が出向き、自然や農業、歴史を学んでいる。3年生はため池をテーマに昆虫や植物の観察などに取り組んでいる。

 この日は中笠池(同町大窪)に児童が網を持って入り、泥に足を取られながらナマズやエビを捕らえた。勢い余って転び、全身泥だらけになる子が続出。体長50センチほどのコイを追い掛け、はしゃぐ姿も見られた。

 1時間ほどで数十匹を捕まえた後、環境教育を行っている市民グループ「のはらクラブ」の田中寿樹さん(51)が生き物の名前や特徴を紹介。今回は見つからなかったがブルーギルなど特定外来生物によって、日本固有の生物が脅かされている現状を解説した。

 女児(9)は「泥で足が全然動かなかった。寝転んだらコイが来たのでつかんだ。すごく重かった」。男児(8)は「池にどんな魚がいるのかよく分かった」と話した。(吉本晃司)

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