明石

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新しく架け替えられた橋の渡り初めを楽しむ住民=明石市魚住町清水
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新しく架け替えられた橋の渡り初めを楽しむ住民=明石市魚住町清水

 兵庫県明石市西部の瀬戸川に架かり、国道2号が通る幣塚(ぬさづか)橋(明石市魚住町清水)の架け替え工事が終わり、現地でこのほど式典があった。住民らが渡り初めで完成を祝い、通学路として利用する児童らも新しい橋の歩き心地を確かめた。

 豪雨による浸水被害を防ぐため、県が1979年度から取り組む瀬戸川改修事業の一環。山陽電鉄の線路橋から国道2号までの約2・5キロ区間で川底の土砂をさらい、川幅を広げる。2021年度終了見込みで総事業費は約61億円。

 幣塚橋は31(昭和6)年の建造。2011年の台風15号で、橋と国道の継ぎ目に縦5メートル、横3メートル、深さ3メートルの穴が開き、ミニバイクの男性が転落し負傷した。老朽化が進み、架け替えの要望が多く寄せられており、この事故を機に改修と架け替えの工事が決まった。

 新しい橋の事業費は約7億円。川を流れる水量を増やすため、川幅を広げたのに伴い、全長は約10メートル延びて23・4メートルに。歩道も1メートル拡幅した。橋の4隅にある親柱は長年、3本しかなかったが、川底に沈んでいた1本が見つかり、修繕してそのまま使用した。

 住民ら約50人が集まった式典では、清水小6年亀原愛さん(11)と太田瑞希さん(12)が「橋の完成で安心して通ることができる」と感謝の言葉を述べた。くす玉割りやテープカットに続き、渡り初めとなった。

 同小学校まちづくり協議会の橋本浩司会長(78)は「橋は第2次世界大戦では機銃掃射や爆撃の対象となった。戦禍もくぐり抜けて今がある橋を大事にしたい」と話した。(小西隆久)

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