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神戸女子大の研究室とこども園を結んで行われたオンラインの食育の様子=明石市大久保町大久保町
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神戸女子大の研究室とこども園を結んで行われたオンラインの食育の様子=明石市大久保町大久保町
食育の授業内容について議論する学生=神戸市須磨区、神戸女子大学
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食育の授業内容について議論する学生=神戸市須磨区、神戸女子大学

 兵庫県明石市大久保町大久保町の認定こども園「みつばこども園」で、神戸女子大(神戸市須磨区)の学生がオンラインで園児の食育に取り組んでいる。大学の研究室とこども園を結んだモニター越しに学生がクイズを出したり、絵本を読んだり。新型コロナウイルスの影響で対面での教育が難しい中、工夫を凝らした授業内容で子どもたちの食への関心を高め、保護者らにも好評だ。(長沢伸一)

 「みなさん、ご飯は好きですか」。4~6歳の園児49人が集まったみつばこども園遊戯室で、大型モニター越しに神戸女子大の4年生3人が語り掛けた。

 この日のテーマは「お米のことを知ろう」。田植え時や収穫前の稲の写真を見せながらご飯ができるまでを説明。「お米ができる場所は」「どちらが精白米かな」と授業の内容を振り返るクイズで締めくくった。ともに5歳の女児2人は「クイズのところが楽しかった」と笑顔を見せた。

 同園は、6年前の開園時から同大家政学部と協力して食育に取り組む。学生が5月から翌年2月までほぼ毎月訪れ、食事中のマナーや食べ物の栄養などについて解説してきた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で対面式の食育が困難に。そこで学生を指導する橋本加代准教授がオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使ったプログラムをゼミ生の4年生9人に提案した。女子学生(22)は「食育がしたくてこのゼミに入ったのでうれしかった。園児の反応が分かりづらい面もあるが勉強になる」と話す。

 園児とコミュニケーションは取れるのか、資料の映し方は-。手探りで準備を始め、絵本をモニターいっぱいに映したり、野菜のシルエットクイズを出したりと大画面を生かした内容を考えた。初回の8月は園児の反応も良く、順調な滑り出しとなった。

 新型コロナの影響で授業時間の確保が難しいため、家庭学習用の冊子「みんなでチャレンジ!」も制作。保護者から「親子で一緒にできました」との感想が届いた。

 オンラインの食育は2月まで毎月行う予定。別の22歳の女子学生は「稲を触ってもらうなど園児と対面でコミュニケーションを取れる利点は大きい」と課題を指摘。21歳の女子学生は「小さい頃の食習慣で偏食になってしまう子も。『お姉さんに教えてもらったな』と将来、食への興味につながればうれしい」と話した。

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