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冬に向け、感染防止策などを話す浜田昌範あかし保健所長=明石市大久保町ゆりのき通1
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冬に向け、感染防止策などを話す浜田昌範あかし保健所長=明石市大久保町ゆりのき通1

 寒さが日ごとに増し、インフルエンザの流行に備える季節に入った。兵庫県明石市内の学校園は例年、11月から翌年2月にかけ、インフルエンザによる欠席や学級閉鎖が増える。今年は新型コロナウイルスもあり、一人一人の感染予防対策が大切になる。感染を防ぐにはどうすればいいのか。疑わしい症状が出た場合は-。あかし保健所の浜田昌範所長に聞いた。(吉本晃司)

 -新型コロナウイルスとインフルエンザ、症状はどう違うのか。

 いくつか異なる点があることが分かってきた。比較的分かりやすいのは発熱や筋肉痛、関節痛だ。

 新型コロナは38度前後の熱が4日以上続き、くしゃみ、鼻水は少ないようだ。倦怠(けんたい)感は弱いが3日以上続く傾向がある。息切れがあり、下痢や腹痛もある。味覚・嗅覚異常は必ず出るわけではないが、出た場合はカレーやキムチの味が分からなくなるほど特異だ。

 インフルエンザは39度以上の高い熱が出るが1、2日で解熱する。くしゃみ、鼻水があり、せきは少ない。筋肉痛、関節痛もあり、動けなくなるほどの倦怠感が出るが1、2日で終わる。息切れ、下痢、腹痛はほとんどない。

 -息切れやくしゃみで症状に差があるのはなぜ。

 新型コロナは肺(下気道)に炎症を起こすので息切れが出るようだ。インフルエンザはのど(上気道)の炎症なので鼻水、くしゃみが出るとされる。

 -発熱した場合、一般の人は新型コロナなのかインフルエンザかは分からない。かかりつけ医に行きたいがどうすればいいのか。

 発熱の原因はインフルエンザや新型コロナウイルスだけではなく、他の病気もあり得る。まずかかりつけの医院に電話をして症状を説明し、指示を受けてほしい。診察を受ける日時を予約すれば待ち時間なく、他人と接触することなく受診できる。

 -3日前に会食した知人が新型コロナに感染し、自分は特に症状はないという場合、勤め先や学校を休んだ方がいいのか。

 感染が確定した人に対し、保健所が濃厚接触者を調べる。会食した場所に行って密集、密閉の状況を確認することもある。保健所から濃厚接触者だと言われなければ通常の勤務や通学をしても構わない。不安なら、市の「感染したかもダイヤルTEL078・918・5439」にかけてほしい。

 勤め先を休めない人もいるかもしれない。これを機にライフスタイルを変え、誰かが休んでも組織が回っていくような余裕ある社会を目指す方がいいだろう。

 -今年の夏は帰省自粛で孫に会えなかったがお正月には会いたいという場合、何に気を付ければいいか。

 孫がたくさんいる人は分散して帰省してもらうことも一つの案。公共交通機関を使う場合はマスクをして、アルコール消毒を十分にしてほしい。

 -新型コロナの第2波はいつ終わるのか。

 世界的には9月から第2波が始まっており、いつ終わるか分からない。スペインかぜ(1918~19年)では第2波の方が死者が多かったが、新型コロナに関しては、致死率は下がってきている。

 -冬に向けた感染予防策を。

 マスク着用と手洗い、アルコール消毒を励行し、多人数での会食を避ける。忘年会は国もリスクが高いと周知しているので、できるだけやめてほしい。

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