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全国大会初出場を決めた野々池中野球部=明石市沢野1
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全国大会初出場を決めた野々池中野球部=明石市沢野1
チームを支える主将の松浦悠馬さん(右)とエースの橘甚之介さん=明石市沢野1
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チームを支える主将の松浦悠馬さん(右)とエースの橘甚之介さん=明石市沢野1

 全国の中学球児が頂点を目指す全日本少年春季軟式野球大会(来年3月開幕・静岡県)に、野々池中学校野球部(兵庫県明石市沢野1)が初めて出場する。「楽しむ野球」を合言葉に、並み居る強豪校を倒して初進出の県大会を制し、創部46年の歴史を塗り替えた野々池ナイン。大舞台でのさらなる飛躍を誓い、日々練習に励んでいる。(川崎恵莉子)

 部員は1年生8人、2年生14人。大半が小学校から野球を続ける。これまで東播地区の厚い壁に阻まれ、県大会出場は大きな目標だった。

 新チーム躍進の鍵を握るのは、エースの橘甚之介さん(14)、投手と捕手を兼任する主将の松浦悠馬さん(14)の二枚看板。10月にあった東播新人大会は、2人で全4試合を無失点に抑えた。

 選手自ら課題を見つけ、練習時から改善を図る主体性も大きく向上した。試合では相手の打力や走力、点差に合わせ、選手同士が守備位置を変えたり、指示し合ったりするという。初出場の県新人大会でも2試合で延長戦を制し、初優勝をつかみ取った。

 監督を務める教諭の藤尾祐介さん(44)は「うちは守って守ってのチーム。選手自身が考えることで、相手との駆け引きなど野球を楽しんでほしい」と語る。

 ピンチを迎えても全員が声を出して鼓舞し合えるのもチームの強みといい、橘さんは「苦しい時に仲間が後ろから声を掛けてくれる。いつも心強い」。

 チームのまとめ役、松浦さんは明石商業高校野球部のファンとしても知られた存在だ。小学2年から明商の公式試合に通い詰め、応援歌と振り付けを全て覚えたほど。県大会や甲子園のスタンドで野球部員に交じってメガホンを握る姿は「小さな守護神」として話題を集めた。

 小学生の頃より身長は約10センチ伸び、顔立ちはりりしさを加えた。明商でプレーする夢を持ち続け、全国大会への出場が決まって「少し目標に近づけたかな」。

 野球部のスローガンは「以和制剛(和を以て剛を制す)」。仲間との支え合いやチームワークで強豪を倒すという意味という。

 今月21日からは近畿大会が控え、来春に全国大会に臨む。橘さんは「勝ち上がるほど相手のレベルも高くなる。チームの成長につなげていきたい」と意気込む。

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