女性の奉仕団体「国際ソロプチミスト明石」は19日、兵庫県明石市のこども基金に20万円を寄付した。
同団体は2005年から毎年、チャリティーバザーの収益金を同基金に贈ってきた。新型コロナウイルスの影響で今年はバザーが開けず、寄付金は21人の会員全員が持ち寄って用意した。
明石市役所で泉房穂市長に寄付金を手渡した尾上てる予会長は「子どもの成長に役立つ児童書の購入などに使ってほしい。新型コロナで外出が難しい子たちに読んでもらえれば」と話していた。
市によると、寄付金は同基金を運用してコミセンなどに設置されている「こども夢文庫」の充実、子ども食堂の運営資金に充てられる。(長沢伸一)
