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 明石文化国際創生財団(兵庫県明石市)が夏に募集した「オンライン俳句コンテスト」の入賞者が20日、同財団ホームページで発表された。入選作には、新型コロナウイルス感染症で大きく変わった日常や風景にとまどいながらも、変わらない季節の移ろいを詠んだ句が並んだ。

 作品の持ち込みや審査員の会合などで人が接触するのを避けるため、市は今年の市文芸祭を中止。運営を担う同財団がオンラインの俳句コンテストを決めた。

 応募総数は昨年の文芸祭の俳句部門より、ほぼ倍増し1025点に。若い世代が増え、応募者の平均年齢は47歳と、30歳近く若くなった。

 最優秀賞に輝いたのはしらすさん(18)=同県姫路市=の「マスク付け未来が曇る眼鏡かな」。卒業式にマスク姿で臨み、先が見えない不安な気持ちを息で曇る眼鏡に重ねた。

 優秀賞の10句には「公園は閉鎖春風だけ自由」「秋風がガーゼを通りやってくる」など、コロナ禍でも季節感を切り取った作品も。初めて詠んだとみられる句も多く、審査員を務めた神戸市の俳句教室講師藤井啓子さんは「難しい言葉を用いなくてもズバリと本質を突いた句に感動した」。

 来年以降のコンテスト開催は未定だが、担当者は「参加しやすい条件などを整え、文芸の裾野を広げたい」と話す。(吉本晃司)

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