読書感想画など40点 明石市で「『本』感動大賞」代表作展
2020/12/19 05:30
絵本の世界をイメージ豊かに描いた園児の読書感想画=明石市大明石町1
兵庫県明石市教育委員会が公募した「子どもに伝えたい『本』感動大賞」の代表作品が、あかし市民図書館(同市大明石町1)で展示されている。愛書への思い入れがあふれる本の「帯」や読書感想画40点を紹介する。
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2013年から毎夏募集し、今年は帯の部に小中高生ら1012人、感想画の部に幼稚園や保育園児1439人の応募があった。計75点を西部図書館との2カ所で入れ替え展示する。
感想画は、園児が読み聞かせでイメージを膨らませた絵本の世界をクレヨンや絵の具を使って生き生きと表現。帯では小説やエッセーの読みどころをイラストも盛り込んでアピール。「大好きな人と読みたい」など手書きの文字からも思いが伝わる。
あかし市民図書館の現在の展示は20日まで。作品を入れ替え後、両館で22日から展示を再開。いずれも27日まで。(長沢伸一)