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明石市役所=明石市中崎1
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明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市が新型コロナウイルス対策の一環として、高齢者らの生活支援のために昨年に続いて発行した「サポート利用券」について、届け先の集合住宅のポストで計64人分が紛失していたことが18日、市への取材で分かった。前回も同様の問題が起きていたにもかかわらず、市は通し番号を設定するなどの対策を取っていなかった。明石署が盗難とみて調べる。

 サポート利用券は、新型コロナの影響で外出できない高齢者や障害者の生活を支え、低迷する地域経済の活性化につながるとして昨年5月に発行。市は、事業者や高齢者らの困窮が続いているとして今年1月、再発行を決定。今月中旬、計7万1千人に1人当たり5千円分を郵送した。

 市によると、紛失したのは、市西部の同じ集合住宅に暮らす64人分(18日時点)。市が郵便局に確認したところ、いずれも集合ポストに午後4時ごろ配達。対象者の住民の1人が午後5時ごろにポストを確認した際には既になかったという。

 市はポストに配達記録を残す特定記録郵便で発送したが、通し番号などは「印刷費用が3~4割高くなる」「準備期間が短く、発送に間に合わなくなる」などの理由で今回も設定しなかったという。

 昨年も対象者から市に「届いていない」などの相談が約100件寄せられたといい、市は明石署に被害届を出すなどした14人に同券を再発行。市は今回、その14人には書留郵便で送ったという。

 市は警察に届け出るなどして被害が認定された人には、今回も再発行する方向で検討している。

 市は「被害があったことは検討すべき課題として認識している」とした上で「前回の被害は全体のわずか0・02%。そのために高い印刷費用をかけるかどうかは判断が悩ましい」としている。(小西隆久)

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