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池周辺の樹木が伐採され、水面に城の櫓が映り込むひぐらし池=明石公園
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池周辺の樹木が伐採され、水面に城の櫓が映り込むひぐらし池=明石公園

 築城時の雄姿再び-。明石城(兵庫県明石市)の壮大さを訪れる人に感じてもらおうと、明石公園で樹木の伐採や剪定(せんてい)が進められている。国指定重要文化財の櫓(やぐら)や東西380メートルの石垣を覆っている樹木を中心に伐採し、いろんな角度から全景が見通せるようにする。もうすぐ到来する花見シーズンに向け、3月末をめどに完了する予定。(川崎恵莉子)

 明石城は1619年、徳川家康と織田信長のひ孫にあたる初代明石藩主・小笠原忠政が築いた。築城400年に合わせ、県が2018年から19年にかけて樹木約340本を伐採、剪定し、土塀を塗り直した。管理する県園芸・公園協会によると、今回は城正面に位置する「ひぐらし池」周辺、城の西側にある石垣に面した樹木を中心に整備する。

 ひぐらし池周辺は、高さ10メートル前後の樹木約200本が密集して茂り、巽櫓(たつみやぐら)と坤櫓(ひつじさるやぐら)が見えにくくなっていたが、昨年9月~今年2月にかけてアラカシやウバメガシなど141本を伐採。池周辺の見通しが良くなり、東側にある武蔵の庭園や東芝生広場からも両櫓の全体を見ることができるようになった。

 西側の石垣は南北130メートルにわたるが、モチノキなどで石垣全体が覆われてわかりにくく、大通りからも見えるようにする。天守台周辺の石垣などに張り巡らされた樹木の根が石組みを動かしている箇所を含め、計166本を伐採する。城の両櫓をつなぐ石垣前の樹木も引き続き剪定する。

 同協会によると、石垣周辺の樹木は戦前からあり、植樹された経緯は不明といい「伐採が進んで明石城をより見やすくなっている。城や庭園、緑の調和も大切にしながら整備を進めていきたい」としている。

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