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 全面開通へ向け、事業が本格化した神戸西バイパスの延伸工事をめぐり、西日本高速道路会社(大阪市)が工事で出る土砂の受け入れを兵庫県明石市に提案し、市が同市大久保町北部の市有地などでの受け入れを検討していることが1日までに、市などへの取材で分かった。泉房穂市長は3月市議会で、第二神明道路のスマートインターチェンジ(IC)整備などを含む同町北部エリアの活用を表明しており、土砂の受け入れに伴う課題の整理を進めている。(小西隆久)

 市によると、西日本高速道路会社側からは昨年、提案があった。市有地が延伸工事の現場から近く、第二神明の側道から直接搬入できる利便性などを考慮したとみられるという。

 同社は工事で出る土砂を約20万~50万立方メートルと見積もり、2022年度からの受け入れ開始を希望しているという。

 受け入れを検討するのは、大久保町北部の市有地などを含む遊休地2カ所。現状は主に樹木などが生い茂る森林となっている。

 今後検討すべき課題として、遊休地内に市有地との境界が定まっていない民有地が点在するのに加え、一帯が市街化調整区域であること、自然環境や生態系への影響などが挙がっている。他方、長らく「塩漬け状態」にある市有地を活用できる好機であり、スマートICなどとの同時整備による利点もあるとみている。

 スマートICについてはこれまで市議会などで「周辺住民らの要望が高まっている」として市議が整備促進を求めていたが、市は具体策を示していなかった。

 泉市長は、開会中の3月市議会で初めて「神戸西バイパスの整備に合わせ、大久保北部エリアの市有地や周辺地域で、スマートICの設置なども含めた利活用を検討する」と表明。市は土砂を受け入れることで、スマートICなどの整備費用をめぐる同社との交渉を有利に進めたい考えもあるとみられる。

【神戸西バイパス】第二神明道路の迂回(うかい)路として、神戸市垂水区の垂水ジャンクション(JCT)と明石市の石ケ谷JCT(仮称)を結ぶ目的で1991年に着工。垂水JCT-永井谷JCT(神戸市西区)の5・6キロは98年、利用が始まった。残り区間(約6・9キロ)は長らく未整備だったが、整備費用を利用者の料金で賄う「有料道路事業」となったことで2020年度に着工に至った。

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