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動画配信を通じて明石の昔話を発信する「3か国語で読む『あかし昔ばなし』の会」のメンバー=神戸新聞明石総局
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動画配信を通じて明石の昔話を発信する「3か国語で読む『あかし昔ばなし』の会」のメンバー=神戸新聞明石総局

 明石に伝わる昔話を外国人にも知ってもらおうと、神戸新聞明石版の連載「あかし昔ばなし」の英語と中国語訳に取り組む市民グループが、日本語を加えた3カ国語で18話分の動画を制作、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信を始めた。10日に大蔵コミセン(兵庫県明石市西朝霧丘)で発表会を開き、知るほどに興味が湧く民話の世界に光を当てる。

 昔話の翻訳を手掛けるのは、市民有志で2017年に結成した「3か国語で読む『あかし昔ばなし』の会」。現在は70代を中心に趣味で語学を勉強した人のほか、歴史好きやイラストが得意な11人で活動。知り合いの中国人や英語が堪能な人ら外部の協力を得て、正確な翻訳に努めている。

 神戸新聞明石版で1976年に連載した「あかし昔ばなし」の全106話のうち、これまでに8話ずつ上下2巻に収録した冊子を2018年と19年に発行。その後も明石藩主・小笠原忠真に客分として仕えたとされる宮本武蔵、旅人を困らせた大きなカニを弘法大師が退治した「かにが坂」の伝承など4話を翻訳した。

 ユーチューブではこのうち18話を配信。動画制作に当たり、物語に登場する場所の写真やイラストを会員の手で追加した。

 同会はこれまで制作した冊子を市内の学校や図書館に寄贈してきた。代表の松本彰人さん(79)=同市=は「インターネットを通じ、明石の長い歴史と豊かな文化をもっと広く知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。

 動画は「あかし昔ばなし」などで検索。発表会は10日午前10時~正午。定員25人(先着順、午前9時40分から受け付け)。新たに翻訳した4話を収録した3冊目の冊子のお披露目や、市文化振興課の稲原昭嘉・文化財担当課長による解説もある。(松本茂祥)

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