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象印マホービンが新大阪駅で販売している「明石海の幸弁当」(同社提供)
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象印マホービンが新大阪駅で販売している「明石海の幸弁当」(同社提供)
タイのみそ漬けが象印の弁当に採用された「未来」の山下俊次さん=明石市本町1
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タイのみそ漬けが象印の弁当に採用された「未来」の山下俊次さん=明石市本町1

 炊飯器大手の象印マホービン(大阪市)が、JR新大阪駅に開設した弁当店で、「明石の海の幸」をテーマにした弁当を販売している。兵庫県・明石を代表する魚介類であるタコ、タイ、のりを盛り込んだ一品で、「新幹線を利用する全国各地の人たちへのアピールを通じ、明石産品のブランド力が高まってほしい」と期待を寄せる。(長尾亮太)

 同社製炊飯器で炊いたお米のおいしさを知ってもらうため、同社は3月中旬、新大阪駅の改札外側に弁当店「象印銀白弁当」を開業。全国各地の食文化を味わえる商品も展開することにし、企画立案で旅行情報誌「るるぶ」を発行するJTBパブリッシングの協力を受けた。明石観光協会も食材選定などに関わった。

 「明石」は第1弾として選ばれた。「明石のタコやタイは関西では抜群の知名度を誇る半面、全国ではまだ食べたことのない人も多い」と関係者は語る。

 天然明石鯛のみそ焼きは、魚の棚商店街にある水産加工品店の未来(明石市本町1)が白みそで漬け込んだタイを使う。明石のりのつくだ煮は鍵庄(同市貴崎3)が納めた。調理はまねき食品(姫路市)が担い、お米は新大阪駅で象印マホービンが炊飯する。

 弁当は1680円(税込み)。6月末までの期間限定で販売する。1日に30食分を用意し、毎日完売しているという。象印マホービンの担当者は「ほどよく濃い味付けに仕上がっており、当社の炊飯器で炊いたご飯との相性がぴったり」とアピールしている。

■魚の棚に一目ぼれ 明石鯛みそ漬けを納入、山下俊次さん

 「魚の棚の活気に一目ぼれしたんです」。象印弁当の主菜である明石鯛のみそ漬けを納めるみそ漬け店・未来(兵庫県明石市本町1)の山下俊次さん(56)は、商店街との出合いをそう振り返る。

 百貨店の催事場で、ワカメやヒジキなどの海藻を販売する事業を長年手掛けるうちに「自らの店を構えたい」との思いを強くした。2017年に魚の棚へ出店すると、主力商品に据えた魚介類のみそ漬けは、観光客らから想定以上の引き合いがあった。

 そんな状況を一転させたのが、新型コロナウイルスだ。外出がはばかられる中、観光客の足は遠のき、売り上げは急減した。活路を見いだそうともがいていたさなかに届いた吉報が、象印弁当への採用だった。

 「魚の棚は、よそから来た私たちをオープンに受け入れてくれた温かみのある商店街。弁当を気に入ってもらえた全国の人たちに、コロナ禍が落ち着いたらぜひ足を運んでもらいたい」

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