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列席者がいない中、神前で歌をささげる岩林誠宮司=明石市人丸町
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列席者がいない中、神前で歌をささげる岩林誠宮司=明石市人丸町

 歌聖・柿本人麻呂をまつる兵庫県明石市人丸町の柿本神社(岩林誠宮司)で24日、春季献詠祭が営まれた。全国各地から寄せられた約100首の中から、入選作など9首が神前で詠み上げられた。

 献詠祭は毎年春と秋に開催。166回目を数える今回、出詠者全員が詠む兼題は「桃」、作品の出来栄えを競う競点題は「光」。全国約50人から応募があり、選者は同県姫路市の歌人、楠田立身さんが務めた。

 例年、献詠祭には出詠者や入賞者が列席していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨春から観覧を中止。この日も緊急事態宣言発令中であることから岩林宮司と禰宜(ねぎ)の2人のみで執り行い、宮司が神前で入賞作を披露した。昨春以降、新型コロナにちなんだ作品が増えたという。

 競点題の最高賞「天賞」には札幌市の藤林正則さん(67)の「分校の子ら放流の鮭の稚魚光となりて海へと向かふ」が輝いた。北海道稚内市の中学校で教師をしていたときに、生徒らとサケの稚魚を川に放流した思い出を詠んだ歌という。藤林さんは「以前に出詠したときは天賞に届かなかった。やっとのことで喜びもひとしおです」と話した。(有冨晴貴)

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