洋菓子店×コーヒー豆店 明石の2店がコラボ、コーヒーゼリー開発

2021/05/03 05:30

ほろ苦さと甘さが調和したコーヒーゼリー=明石市本町1

 洋菓子店くるみや(兵庫県明石市本町1)とコーヒー豆販売店のユースコーヒー(同市大明石町1)がコーヒーゼリーを共同開発し、1日から販売を始めた。 関連ニュース 【写真】かつて喫茶店の定番メニュー「キューピット」って何!? 【写真】「B’z」ファン集うホットドッグ店 デンマーク出身店主が稲葉さん、松本さんと親交 【写真】靴店内の自販機ですが…売っているのは生リンゴ

 2019年に開業したユースコーヒーは世界各国の豆を取り扱い、ばいせんして間もない豆を販売する形態が特徴という。そのコーヒーのおいしさにくるみやが目をつけ、ゼリーの共同開発を持ちかけた。
 豆がもともと備える甘みを生かすため、浅いりの豆で抽出したコーヒーを混ぜてゼリーにした。一方で上部に載せるホイップクリームには、クリームの甘みに打ち消されないよう、深入りの豆でいれた苦みの強いコーヒーを混ぜた。
 ユースコーヒーのオーナー橋本翔さん(30)は「明石育ちのぼくにとって、なじみがあるくるみやさんとコラボできてうれしい」と笑顔を見せる。くるみや取締役の森本賢一郎さん(40)は「地域にある食材を生かして良い品を届けることを当店は目指している。ゼリーも、幅広い世代においしく感じてもらえたらうれしい」と話している。
 市内のくるみや3店舗で販売。1個税込み356円。(有冨晴貴)

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