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明石ゆかりの貴重な作品が並ぶ企画展=明石市上ノ丸2
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明石ゆかりの貴重な作品が並ぶ企画展=明石市上ノ丸2
ナスをかたどった「茄子形吸物椀」(市立文化博物館提供)
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ナスをかたどった「茄子形吸物椀」(市立文化博物館提供)

 明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2)の収蔵資料の中から、地元と縁の深い作家や作品を集めた企画展「明石ゆかりの名品展」(神戸新聞社など後援)が9日、同館で始まった。絵画や工芸品など39点を展示している。

 開館30周年の節目を記念し、約12万点の収蔵資料のうち、日ごろ目に触れる機会が少ない貴重な美術作品などを公開した。制作時期は江戸後期から現代にまたがり、陶器やうるし細工などバラエティーに富む。

 明石の人と風景を好んで描いた画家村上暁人(ぎょうじん)さん(1911~98年)の「大漁図」は、タイを両手に満面の笑みの漁師を版画で表現。魚のうろこや漁師の日焼けした手などが陰影鮮やかに描かれている。

 他にも明石城を描いた福田好克さんの油絵や、魚の棚商店街を描いた須飼秀和さんの水彩画なども並ぶ。

 明石市出身で、明石焼の陶芸家小倉千尋さん(1900~62年)の「金砂(きんさ)結晶茶碗」は初公開。明石焼はうわぐすりで柄を表現する特徴の京焼の流れをくむ。小倉さんの茶わんの内側は、深い緑色の中に金色が光沢を放っている。

 旧明石藩士に伝わったとされる、うるしが施された脇差しや吸い物わんも目を引く。吸い物わんはナスの形にかたどられ、巧みな技に舌を巻く。

 7月4日まで。入館料は大人200円、高校・大学生150円。中学生以下は無料。月曜休館。同館TEL078・918・5400

(有冨晴貴)

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