障害者向けにワクチン接種会場　明石市立市民病院で７月３日から

　兵庫県明石市は、障害者向けの新型コロナウイルスワクチン接種を７月３～１８日の土日曜の計６日間、市立市民病院（鷹匠町）の１階ロビーで行う。 関連ニュース 権限移譲や連携に前向き　県知事選立候補予定者４氏、泉・明石市長の質問に回答 大正期建築の町家改修、一棟貸しの宿に　８月オープン　佐用 神戸市でワクチン訪問接種始まる　寝たきりの人ら対象「取り残される人ないように」

　人が多い場所が怖くてパニックになったり、いつも家族の付き添いが必要だったりと障害などで不安が強く、かかりつけ医や集団接種会場での接種が難しい人が対象。障害者手帳の有無は問わない。付き添いの同居家族らも接種対象に含める。
　市民病院での接種は日ごろから障害者の診療を担う専門の医療スタッフが担当。一般の外来患者がいない土日曜の診療時間外に行う上、もし体調が急変した場合でも適切な処置を受けやすい。
　接種する人の障害に応じ、手話や要約筆記、ガイドヘルパーなどの障害福祉サービスも利用できるようにする。
　接種時間は、土曜が午後１時１５分～４時半、日曜は午前９時１５分～午後４時半。２回目の接種は３週間後の同じ時間に行う。電話などで予約を受け付けている。市から郵送する接種券を手元に用意しておく。市障害福祉課ＴＥＬ０７８・９１８・５２２９、ファクス０７８・９１８・５２３５
（長尾亮太）
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