稼働22年の焼却施設と破砕選別施設を保全工事 明石クリーンセンター

2021/06/29 05:30

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は、明石クリーンセンター(明石市大久保町松陰)の焼却施設と破砕選別施設の両プラント設備を保全工事する。いずれも稼働から22年が経過しており、保全計画の一環。焼却施設の工事は、住友重機械エンバイロメント大阪支店(大阪市)、破砕選別施設は川崎重工業神戸工場がそれぞれ落札した。 関連ニュース 台風7号兵庫を縦断、21人重軽傷 13市町34万人に避難情報 県、被害相次いだ香美町に災害救助法を適用 JR西、16日の始発から運転再開 福知山線や播但線など一部区間は昼~夕方に 台風7号、兵庫・明石付近に再上陸 県内上陸は5年ぶり 

 市によると、同センターは1999年4月から稼働。既に耐用年数を過ぎており、次期施設は隣接する旧大久保清掃工場跡地に建設される予定。
 焼却施設の工事費は8億2500万円で、工事期間は2023年3月まで。4月の入札で唯一参加した住友重機械が落札した(落札率94・43%)。同社は昨年も同施設の保全工事を受注している。
 破砕選別施設の工事費は1億8920万円で、工事期間は22年3月まで。1社が参加した4月の入札で川崎重工業が落札した(落札率98・08%)。同社も昨年、同施設の工事を請け負っている。
 いずれの工事も契約に関する議案が開会中の6月市議会に提出されており、29日の本会議で採決される。(小西隆久)

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