ワクチン接種予約を7月26日から順次再開 取り消しの高齢者から 明石

2021/07/21 05:30

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 兵庫県明石市は20日、延期していた新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを、月内から順次再開すると発表した。国からワクチン供給を受けられず、予約取り消しとなった65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人、60~64歳のほか、45歳以上も予約受け付けの対象に加える。 関連ニュース 【感染症とケネディ氏】米国ではしか猛威、死者も 「反ワクチン」長官影響か 兵庫県のコロナワクチン副反応相談窓口、31日に終了 【アフリカのワクチン生産】コロナ後も遠い自給自足 米援助凍結追い打ちに

 予約取り消しとなっていた高齢者260人は、31日にあかし保健所(同市大久保町ゆりのき通1)で1回目の接種を受けられる。26~30日に接種時間を予約する。
 予約取り消しとなった人のうち、31日の集団接種を希望しない高齢者▽基礎疾患がある人(3181人)▽60~64歳(5095人)-を対象に8月15日から予約を受け付け、同23日から接種を始める。市内の医療機関が接種場所となる。
 このほか、50歳以上の接種を8月26日から、45~49歳の接種を9月5日から始める。予約開始はそれぞれ8月20日と30日。
 市は必要とする量のワクチン供給を受けられず、これまでに60~64歳や基礎疾患のある人、高齢者らの予約を取り消してきたが、9月中旬までに調達できるワクチン量を見積もり、予約受け付けの再開に踏み切ったという。
 予約は従来通り、専用のダイヤル(TEL0120・712・160)とウェブサイト(https://vaccine‐yoyaku.jp/akashi/)で受け付ける。なお、7月31日にあかし保健所で行う集団接種の予約は専用ダイヤルのみ。(長尾亮太)

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