20歳以上にワクチン対象拡大 9月21日から接種へ 明石市

2021/08/21 05:30

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は20日、20~39歳の市民を対象とする新型コロナウイルスのワクチン接種を9月21日から始めると発表した。予約受け付けは9月15日に開始する。すべて医療機関での「個別接種」となる。 関連ニュース 【感染症とケネディ氏】米国ではしか猛威、死者も 「反ワクチン」長官影響か 兵庫県のコロナワクチン副反応相談窓口、31日に終了 【アフリカのワクチン生産】コロナ後も遠い自給自足 米援助凍結追い打ちに

 10月上旬までに国から届くワクチンの量が決まり、20~39歳の希望者が2回打つのに必要な量をまかなえる見通しとなったため。市によると、対象となる年齢層は20~29歳が3万1千人、30~39歳が3万7千人。
 国から調達できるワクチンの不足で予約取り消しとなった、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人、60~64歳の接種は8月23日から再開。50歳以上は同20日から予約を受け付け、同26日から接種を開始。40~49歳も同25日から予約を受け付け、同31日から接種を始める予定になっている。
 予約は従来通り、専用のダイヤル(TEL0120・712・160、ファクス0570・041・489)、またはウェブサイト(https://vaccine‐yoyaku.jp/akashi/)で受け付ける。
(長尾亮太)

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