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「明石クラシック」で演奏するピアソラの魅力を語る坂本彩さん=明石市内
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「明石クラシック」で演奏するピアソラの魅力を語る坂本彩さん=明石市内

 兵庫県西部市民会館で18日に催される「明石クラシック」で、「タンゴの破壊者」として知られ、今年生誕100周年となる作曲家アストル・ピアソラ(1921~92年)の代表曲が披露される。クラシック音楽主体のコンサートでなぜ、ピアソラの作品を演奏するのか-。企画した同市出身のピアニスト坂本彩さん(32)に聞いた。(小西隆久)

 -ピアソラはどんな音楽家ですか。

 「タンゴをジャズやクラシックと融合させ、ダンスの伴奏ではなく、聞く音楽として完成させた人です」

 -ピアソラの曲をテーマにした理由は。

 「もともとピアソラの作品は好きでした。今年は生誕100周年。本来なら日本各地で開かれるはずの記念コンサートが、新型コロナウイルスの影響で困難となる中、明石で何かできないかと考えました」

 -これまで東京芸術大やベルリン芸術大で室内楽やソリストとして音楽を学んでこられたそうですね。ピアソラとの接点は。

 「文字通り音楽漬けの日々でしたが、ベルリンでは時間ができれば一流の演奏家のリサイタルへ気軽に足を運べる環境でした。ピアソラをはじめとするラテン音楽を好きになったのもこの時期なんです」

 -どんな印象を持ちましたか。

 「留学中、スペインなどを訪れることも多く、ラテンの気風がとても心地よかった。関西人と共通する部分も多いんでしょうね。ラテン音楽もすっと耳に入ってくるんです」

 「クラシックとは方向性が違って、ラテン音楽は心の向くままパッションを魂で感じる音楽。ピアソラの原曲をしっかり聞き込んで、私たちなりの表現で魅力を伝えたいと思います」

■公演は18日に西部市民会館

 アストル・ピアソラ生誕100周年の記念プログラムと銘打った室内楽コンサート「明石クラシック 至高の室内楽~革新と伝統の響き」は18日、西部市民会館(明石市魚住町中尾)で午後3時に開演する。

 「明石で上質な室内楽を」と始まった「明石クラシック」の3回目。

 ピアニストの坂本彩さんをはじめ、いずれも国内トップクラスの黒川侑さん(バイオリン)、柳生厚彦さん(ビオラ)、向井航さん(チェロ)が出演。ピアソラの「リベルタンゴ」「ブエノスアイレスの四季より『夏』」などを含む6曲を披露する。

 一般3千円(当日3500円)、高校生以下は千円。明石文化国際創生財団TEL078・918・5085

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