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競り落とされた紅葉鯛。2・4キロと、最も好まれるサイズ=明石市岬町
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競り落とされた紅葉鯛。2・4キロと、最も好まれるサイズ=明石市岬町

 明石浦漁港(兵庫県明石市岬町)で、旬を迎えたタイの水揚げが本格化している。「紅葉(もみじ)鯛」と呼ばれる明石の代表的な秋の味覚が、次々と競り台に上げられている。

 初夏に産卵する鯛は、夏から秋にかけて餌を食べて肥える。春の「桜鯛」と対照に、体表は黄色がかった赤色で、季節と相まって紅葉鯛の名がついた。目の上にアイシャドウのような青い筋がきれいに入っていたり、青い斑点がはっきりと出ているものが特に好まれるという。

 明石浦漁協では、袋状の網に魚を追い込んで捕らえる「五智(ごち)網漁」が主流。魚体が傷つきにくい漁法で、明石ブランドの確立に一役買っている。

 同漁協関係者によると、9月中旬時点では特に小ぶりのタイに脂がついているという。「小さいタイから順に肥えていく。この調子なら10月には、3キロ近い大物にもたっぷり脂がのってくるだろう」と期待を寄せる。一方で、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の影響も大きい。タイのような高級魚は家庭での消費量が少ないため、飲食店が休業すると、消費が急激に鈍くなるという。

 同漁協の職員高山淳子さん(67)は「カルパッチョなら、家庭で簡単に調理できますよ。切り身は皮を炙ってください。油で揚げたウロコを砕き、まぶすと食感も楽しめますよ」と話している。(有冨晴貴)

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