明石沖の水上バイク事故防止へ 海岸に監視カメラ増設、市役所で監視可能に
2021/09/22 05:30
林崎・松江海岸に設置した監視カメラ(明石市提供)
兵庫県明石市沖で水上バイクが遊泳者の近くで危険な運転をした問題で、明石市は21日、海岸に増設する監視カメラについて、市役所本庁から監視できる仕組みとする方針を明らかにした。海に限らず、砂浜などを含めた一帯の映像をリアルタイムで映し出し、防災対策など安全利用に生かすのが狙いという。
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21日の建設企業常任委員会で、市の担当者が説明した。
監視カメラの設置をはじめ、注意喚起の看板の設置、官民でつくる連絡会議の開催に要する費用計2050万円を計上した補正予算案が9月市議会に提出されている。
監視カメラについては、広い海域を撮影できる高性能な機種を使用。電気を引くための電柱の整備に費用がかかるという。
計画では、林崎・松江海岸に8月下旬に設けた1台を含め、市内の海岸に計約10台を設置。映像は録画に加え、市役所からリアルタイムでも見られるようにする。サイクリングロードの自転車や歩行者▽砂浜のごみ▽災害時の海の模様-など一帯の状況を確認できるようにしたいという。
市幹部は「水上バイクの危険行為により始まった対策だが、海のまち明石のシンボル空間を、すべての市民が安全に安心して楽しく利用できるようにしたい」と話した。(長尾亮太)