アナゴとハモがホットドッグに 明石の専門店が魚食普及、保護犬育成にも寄付

2021/10/16 05:30

あなDOG、ハモ活DOGを販売する傍ら、保護犬を守る活動にも取り組む戸田歩さん(右)、美穂さん夫妻=明石市藤江

 兵庫県明石市藤江のアナゴ専門店「網代(あみしろ)商店」が、焼きアナゴとハモのフライをそれぞれコッペパンに挟んだホットドッグを販売している。新商品で魚食普及を目指すとともに、犬を意味するドッグにちなみ、飼い主の都合で捨てられた保護犬を守るための活動に売り上げの一部を寄付している。(有冨晴貴) 関連ニュース 「B’z」ファン集うホットドッグ店 デンマーク出身店主が稲葉さん、松本さんと親交 淡路島の3千円ハンバーガー「どうしてここまで売れるのか」 甘くて新鮮「香住ガニ」丼やバーガーに 飲食店などでランチフェア 5月末まで

 両商品を開発したのは、店主夫婦の戸田歩さん(52)と美穂さん(52)。同店は半世紀以上にわたり、焼きアナゴやアナゴのみそ漬けを販売。今年3月に店舗を拡張したのに合わせ、「あなDOG」を発売した。
 あなDOGは、焼きアナゴをまるごと1匹フライにし、特注のコッペパンに挟む。明石市公設地方卸売市場(藤江)で当日仕入れたアナゴを使用。刻んだたくあんを混ぜたタルタルソースをかけて販売する。ハモのフライを具材にした「ハモ活DOG」も9月に商品化。梅肉ソースをかけてさっぱりと仕上げる。いずれも魚離れが進む若年層をターゲットに手軽に食べられるように工夫したという。
 愛犬家でもある戸田さん夫婦は自宅で7匹の犬を飼う。うち6匹は飼い主の都合で捨てられるなどした保護犬。保護犬の殺処分が社会問題化する中、少しでも犬を救いたいと2016年から引き取りを始めた。
 最初に譲り受けた保護犬は病気を患っており、入院の末、1カ月足らずで死んだ。殺処分寸前で命を救った犬もいる。
 「殺処分を少しでも減らしたい」。夫婦の強い思いから、あなDOG(500円)、ハモ活DOG(600円)の売り上げの5%を、それまでも折に触れて寄付していた動物愛護団体の支援に回すことにした。「少しでも、1匹でも助けられるなら、活動を続けていきたい」と力を込める。
 網代TEL078・921・3417

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