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7選を確実にし、自分の名前に花を付ける西村康稔氏=東京・永田町、自民党本部(撮影・永見将人)
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7選を確実にし、自分の名前に花を付ける西村康稔氏=東京・永田町、自民党本部(撮影・永見将人)

 圧勝だった。兵庫9区の自民党前職西村康稔氏(59)は新型コロナウイルス対策で批判にもさらされたが、抜群の知名度とともに強固な後援会組織がフル回転。共産党新人との一騎打ちを大差で制し、7選を果たした。

 午後8時の投票終了とほぼ同時に「当選確実」が報じられると、支持者が集まる兵庫県明石市内のホテルの一室では、スクリーンに西村氏の姿が映し出された。党選対委員長代行として東京の党本部に詰める西村氏は「苦労して初当選したときの気持ちを思い出しながら、これから7期目を歩んでいきたい」と笑顔を見せた。

 経済再生担当相と新型コロナウイルス感染症対策担当相を10月初めに退任したばかり。「この1年半、本当に苦しい日々だった」と出陣式で胸の内を語った。「強い感染対策を打ち出せ」「経済が回らねば死活問題」。相反する要望と批判の矢面に立たされた。酒類の提供停止に応じない飲食店に金融機関から順守を働きかける対応を巡っては、与野党から反発を受け、方針撤回に追い込まれた。

 西村氏はコロナ対策で政策を総動員し未曽有の難局に立ち向かったという自負を踏まえ、「財産として日本の将来のために生かしたい」と総括。知名度を生かし、自民に加え、連立を組む公明候補の応援で全国へ飛んだ。北海道から九州まで応援に立った候補者の数は約50人に上った。

 片やマイクを握ったのが公示日のみとなった地元では、解散前から明石と淡路島の30カ所以上で集会を重ねた。その中で「私を支えてくれる仲間を増やしたい。近い将来、総裁選に立候補する足固めとなる」と自民党のトップを狙う意欲を表明し、理解を求めた。

 「この地から総理を生もう」を合言葉に、長年かけて築き上げた後援会組織は力を結集。地元選出の県議や市議が乗り込む街宣車が選挙区をくまなく回った。候補者を擁立しなかった維新支持層も取り込み、得票を積み上げた。

 当選確実を決め、東京の自民党本部で西村氏は「これからも自民党、日本の政治の中心の一人として、しっかりと仕事をしていきたい」と表情を引き締めた。 一方、共産新人福原由加利氏(34)は政府のコロナ対策の陰で雇用を奪われた若者や、負担を強いられる女性の視点から自公政権への批判を展開したが、及ばなかった。(長尾亮太)

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